Ruteのプログラミング日記

競技プログラミング(AtCoder)の問題の解説や、過去問を解いた感想、また解けない過去問について共有したいと思ってます。

オンゲキで銀Ratingになるまでに取り組んだこと

こんばんは。Ruteです。

さて、Twitterでも報告しましたが、この度私Ruteは銀Rating(13.00)に到達しました!!

 

銀Rating , ガチ勢の方からすると「ふーん」みたいな感じだとは思いますが、個人的にはこれまでの音ゲーの中でやりこんだ方だと思うので、評価して下さい(切実)

 

ここでは、私が銀Ratingになるまでに取り組んだことをまとめます。

(この記事は15分くらいの長さになっていると思います)

 

 

1. オンゲキのレーティングとは

1-1 レーティングの計算方法(AtCoderと比較して)

オンゲキには以下の図のようなレーティングシステムが存在します。

(私は競技プログラミングもしているので、競技プログラミングコンテストサイトの1つであるAtCoderのレーティングシステムも一緒に掲載することにしました。)

 

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オンゲキのRatingは新曲15曲・BEST枠30曲・RECENT枠10曲 計55曲の曲別レートによって計算されています。

AtCoderではこれに加え参加回数が考慮されてレーティングが計算されますが、オンゲキではプレイ回数が考慮されることはなく、"曲別レート"でRatingが計算されます。

1-2.レーティングを上げるためには

曲別レートは、クリア時の評価譜面定数というもので計算されます。

クリア時の評価は、評価が上の順にSSS+,SSS,SS,S,AAA...というようになっています。

一般的に、難易度がAの曲でS評価を取得すると、その曲の曲別レートはAになります。

SS評価だとこれに+1.0, SSS評価だとこれに+1.5 , SSS+評価だとこれに+2.0の曲別レートが加算されます。(SSS+,1007.5k以上は加算幅は上がりません))

逆に、AAA以下の評価になると、点数によって曲別レートはAから減少していきます。

S評価は970k , SS評価は990k, SSS評価は1000k, SSS+評価は1007.5kです。

(テクニカルスコアでの話です)

 

ここで気づいた方もいると思いますが、SからSSまでの20kの間で、曲別レートの変動幅は1.0違ってきます。SSからSSSまでの10kの間でも、曲別レートの変動幅は0.5違ってきます。

20k上げるだけで曲別レート+1.0です。970kから990kに上げるのは、プレイヤーによって差が出てくると思いますが、練習すれば自力で上げることが出来ると思います!

筆者も、最初S評価の曲をSS評価にして、レーティングを上げていたので

練習はレート評価を裏切らない。というものが顕著に表れていると思います。

2.レーティング・枠別対策法

2-1.新曲枠15曲:

とにかく新曲をプレイします。新曲15曲の曲別レートを上げることでこの枠は埋めることが出来そうです。

2-2.BEST枠30曲:

BEST枠は新曲枠以外の30曲で構成されます。これらの30曲については、基本的に変わることがほぼありません。ただし、変える方法がいくつかあります。

1番目の方法は、とにかく同じLEVELのプレイしたことがない曲を選ぶというものです。

筆者は当時、銅Ratingでしたが、LEVEL12の曲を、様々なジャンルから選んでいました。譜面によって得意な曲もあれば、苦手な曲もありました。しかし、プレイしたことがない曲を選ぶということで「自分に合った曲」が見つかる可能性は高いです。これによってBEST枠を上げることも可能なので、Ratingが上がらない方はプレイしたことがない曲を選ぶといいでしょう。

2番目の方法は、得意な曲をやりこむというものです。

この方法は、先ほどの方法より曲別レートは上がりにくいです。

ただ、得意な曲ということで、譜面が頭に残っていると思うのでその知識を利用しながらプレイすることで、ハイスコアを更新し続けることは可能です。

 

他にも様々な方法があります。オンゲキ界隈でこれについての議論が盛んになることを期待しております。

2-3. RECENT枠

RECENT枠は最近プレイした50曲(曲数要検証)の中で最も曲別レートが高い10曲の合計値によって計算されます。これは同じ譜面も含まれます。ただ、50曲の中で最も曲別レートが高い10曲の合計なので、かなり曲が拮抗する傾向になることが考えられます。これについての対策は簡単で、普段から曲別レートを一定の値以上にすることです。

例えば、銅Ratingを目指したい場合は、12.00に向けて、譜面定数11程度の曲でSS, 譜面定数10.5(10+)の曲でSSSをとり続けていればよいのです。

3. 銀Ratingになるために必要な知識

ここからは、銀Ratingになるまでに必要だった知識を紹介します。

まず、「レバーを右に倒す+Rボタン」「レバーを左に倒す+Lボタン」は基礎知識であるといえるでしょう。このテクニックは、多くのLEVEL12,11+譜面で利用されているもので、慣れていくと簡単に感じます。

次に、両手でボタンを押す というものです。

例えば、「Freedom Dive(EXP11+)」の譜面の一部を示します。

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引用元:nicovideo.jp/watch/sm35609181

このように、片手ではなく両手でのボタン操作が要求されます。私が初見でこの譜面をプレイしたときはミスを連発していましたが、今はそこまでミスをすることはなくなりました...LEVEL12の曲にはこのようなテクニックを求められるものが頻出しているので、覚えておきましょう。基本的には譜面の位置と同じボタンを押すと慣れると思います。

 

レバー高速移動もテクニックの1つです。これは、高BPMの曲ほど高速になる傾向があります。

 

これ以外にも様々なテクニックがあると思いますが、銀Ratingになるためにはこれくらいで十分だと思います。

 

4. LEVEL12おすすめ曲

最後に、筆者であるRuteが選びます、銀Ratingを目指すにあたってプレイして欲しい曲を紹介します。

 

4-1.PinqPiq (xovevox Remix) (EXPERT 12)

この曲は、基本的にはBPMはそれほど速くはなく、12入門曲としてプレイするのにおすすめの曲です。

序盤は基本的に1ボタン+レバー or 2ボタン+レバーというLEVEL10-11程度のテクニックで処理できますが、

ボタンを押し続けたままレバーを動かす 

両手全部押し

片手でRorL + or

というテクニックが要求されます。

譜面自体はそこまで難しくなく、リズムに乗れば楽しい感じの譜面だったりします。エンジョイ勢の私もこの曲をプレイするのが好きです^^

 

4-2.Red to Red (EXPERT 12)

こちらもLEVEL12入門曲としては良いものだと思います。

全体的にはノーツ数が少なめの印象です。

求められるテクニックとしては、

片手でRorL + もう片方の全押し

「レバーを右に倒す+Rボタン」「レバーを左に倒す+Lボタン」

両方全押し

があります。

それ以外は、基本的に全押しorレバー操作が求められるくらいで、特に難しくはないと個人的には思います

 

4-3.SILENT BLUE (EXPERT 12)

この曲は、リズムが若干変則的になる部分もあります。が、LEVEL12にしては簡単な部類かと思います。私も初見でSSSを出しています。

この曲で求められるテクニックは

両手でボタンを押す(全押し以外)

くらいだと思います。

4-4. otorii INNOVATED -[i]3-(EXPERT 12+)

この譜面は12+ですが紹介します。BPMが早いので、高BPM曲の入門譜面にうってつけだと思います。

この譜面の特徴として、全押しが集中しているように思います。(中盤に長い両手全押しが1か所あり、終盤に全押しが集中しています)

この曲で求められるテクニックは

ズバリ 高速でレバーを動かす、高速で手を動かす

ということに尽きると思います(MASTERだとこれが14+なので...)

高速でレバーを動かす、手を動かすというのは高LEVEL曲では当たり前になってくるので、この曲でそれをつかむといいと思います。

 

以上、オンゲキで銀Ratingになるまでに目指したことをまとめました!!

この記事が銀Ratingを目指しているオンゲキユーザーの目に留まることを祈っております...

 

(なお、私はエンジョイ勢なので、ひとまずは銀Ratingで精進を終了したいと思います)